自費診療について

自費診療のイメージ

診療にかかる費用が全額患者さまのご負担となるのが自費診療です。この場合、経済的な負担は大きくなりますが、保険診療では認められていない治療法が受けられるほか、会社や家族に知られることなく匿名で受けられるという利点もあります。

注射・点滴をご希望の患者さまへ

使用する薬剤の供給が不安定なため、恐れ入りますが予約制にて承っております。
当院までお電話にてご予約・お問い合わせください。

また使用する薬剤の量によって、注射か点滴かが変わる場合があります。
つきましては、ご予約時に使用を希望する薬剤の量をお伝えください。

AGA

正式な名称は、androgenetic alopeciaですが、AGAと略称されることが多いです。日本語では「男性型脱毛症」と呼ばれています。
AGAは思春期以降の男性にみられる進行性の脱毛症です。主に前頭部と頭頂部の毛髪が細く短くなっていき、やがて脱毛するというものです。発症のメカニズムですが、男性ホルモンの一種であるテストステロンが5α還元酵素(Ⅱ型)によって還元されるとジヒドロテストステロン(DHT)となります。このDHTが毛包にあるとされる男性ホルモン受容体と結合するとヘアサイクル(毛周期)の成長期は短縮し、どんどん細く短い毛に生え変わるようになります(軟毛化)。それでも放置を続けるとやがて脱毛してしまいます。

治療について
診察の結果、AGAと診断され、治療が必要となればDHTを産生させない効果があるとされる5α還元酵素阻害薬による治療が行われます。種類としてはフィナステリド(プロペシア)、デュタステリド(サガーロ)があります。その違いですが、DHTに変換させる働きをする5α還元酵素にはⅠ型とⅡ型があります。脱毛に関わるとされるのがⅡ型と言われています。このⅡ型の5α還元酵素を抑制する働きがあるのがフィナステリドです。一方のデュタステリドⅠ型とⅡ型の5α還元酵素を抑制する効果があるとしています。そのため、フィナステリドと比較すると発毛効果は約1.6倍あると言われています。ただⅡ型は主に頭皮などに分布するのに対して、Ⅰ型は主に皮脂腺に分布しています。
フィナステリドもデュタステリドも1日1回1錠で、可能な限り同じ時間帯に服用するようにしてください。女性は服用不可です。またミノキシジルの成分が含まれる外用の育毛剤を併せて用いることもできます。
副作用について
AGA治療薬を服用したことで、性欲減退や勃起不全(ED)等の男性機能の低下をはじめ、肝機能障害、体毛が増毛する、うつ症状、頭皮のかゆみなどがみられることがあります。
デュタステリド錠 
0.5mg
1箱(30錠入)5,000円(税込)
5箱(150錠入)22,500円(税込)(※1箱あたり4,500円)
デュタステリド カプセル 
0.5mg
1箱(30カプセル入)6,000円(税込)
5箱(150カプセル入)27,500円(税込)(※1箱あたり5,500円)
ザガーロカプセル 
0.5mg
1箱(30カプセル入)10,500円(税込)
5箱(150カプセル入)50,000円(税込)(※1箱あたり10,000円)

ED

EDとは「Erectile Dysfunction」の略語で、日本語では「勃起不全」「勃起障害」と呼ばれます。性交時に十分な勃起が得られない、あるいは十分な勃起の状態を維持できない状態のことをEDと言います。 勃起は性的興奮が神経を介して脳に伝達され性器への血流が増大することで生じますが、EDでは神経あるいは血管のいずれか、あるいはその両方が正常に働いていない場合に起こります。EDが起こる原因は大きく分けると、血管や神経の障害に起因する「器質性ED」、精神的なストレスやトラウマに起因する「心因性ED」、その両方が原因となる「混合型ED」の3種類があります。

治療について
ED治療では性器の血管を拡張させる作用のある治療薬(PDE5阻害薬)を用いて、勃起や勃起の維持をサポートします。
当院で用いる「タダラフィル(シアリスジェネリック)」は、服用後の効果が約30~36時間と長時間持続するのが特徴です。服用後は約30分~1時間程度で効き始めます。また、食事の影響を受けにくく自由度の高いED治療薬ですので、ご自身のライフスタイルに合わせた服用が可能です。
ED治療薬の服用は1日1回までで、次の服用までは24時間以上あけてください。
※効果、作用時間、副作用の程度には個人差があります。
副作用について
ED治療薬を服用したことで、顔のほてり、軽い頭痛、軽い色覚変化、消化不良などがみられることがあります。
タダラフィル錠 10mg 1錠 1,500円(税込)

プラセンタ

プラセンタは胎盤という意味になります。胎盤は妊娠中の女性にのみ作られる臓器です。その中には胎児が成長するのに必要な栄養素(アミノ酸、ビタミン、ミネラル 等)などが含まれ、へその緒を通じて胎児に送られるようになります。この胎盤から抽出されたエキスを元に作られたのがプラセンタです。一口にプラセンタと言いましても、サプリメントや注射、点滴がありますが、当院では注射による施術となります。
プラセンタは元々肝機能障害や更年期障害の患者さまに使用されていました。その後、これらの患者さまの皮膚が透き通るような肌になっているなど、プラセンタに含まれる成長因子などに肌を改善する効果があると判明してからは美容治療としても用いられるようになりました。具体的には、肌にハリを与える、あるいはモヤモヤしたしみを改善するなどの効果が期待できます。また抗酸化作用もあるのでメラニンの発生を抑制することもあるとしています。
施術に関しては注射になるので数分で終了します。即効性は高いですが、持続効果期間は短いです。そのため、長く効果を持続させたい場合は、週に1回程度の頻度で受けられるようにしてください。
※プラセンタは、施術前に同意書への記入が必要となります。

副作用について
これまでに重度な症状が現れたという報告はありません。ただ注射による施術になるので、注射針を刺入する部位に発赤や腫れ、痛みが数日程度みられることはあります。また人によってはアレルギー性の発疹やじんましんが出ることもあります。
1A (2ml) 1,000円(税込)
2A (4ml) 1,600円(税込)
3A (6ml) 2,500円(税込)

にんにく注射・点滴

にんにく注射・点滴は、ビタミンB1を主成分とした栄養注射・点滴です。ビタミンB1に含まれる成分によって、にんにくの匂いがするため「にんにく注射・点滴」と呼ばれています。
ビタミンB1は疲労物質を除去する効果が高く、エネルギー代謝を促進し、疲労物質である乳酸を早期に分解するため、疲労そのものに直接働きかけて回復させる即効性の高い治療です。特に疲労感が強く、体力を回復したいとき、バテ気味で食欲が無く、元気を取り戻したい時などに効果的です。
注射・点滴時には、にんにくのような硫黄の匂いが広がりますが、これは体内に注入した成分が血液に注入されて鼻の粘膜に届くことで匂いを感じるものです。注射された本人が匂いを感じるだけで、息や体臭がにんにく臭くなるわけではありませんので、どうぞご安心ください。

副作用について
これまでに重篤な症状が現れたという報告はありません。また配合されているビタミンはいずれも水溶性ビタミンです。したがって、これらを過剰に摂取したとしても体内に蓄積されることはありません。尿として排出されるだけです。ただ注射も点滴も針を刺入していくので、その部位に発赤や腫れ、痛み等が現れることはありますが、多くは数日で治まるようになります。また点滴では速度が早まることで血管痛を訴える方もいますが、その場合は速度を調節いたします。
1A (20cc) 1,500円(税込)
2A (40cc) 2,700円(税込)

ビタミン注射・点滴

ビタミンB群(B1、B2、B6、B12 等)やビタミンCが配合された成分を注射および点滴で静脈に注入していきます。施術時間に関しては注射は数分、点滴の場合は30~60分程度です。
効果に関してですが、B1が乳酸を分解するので疲労回復が期待できるほか、ビタミンCには、免疫力向上、肌荒れ改善、コラーゲンの生成を促進させる働きがあります。またビタミンB2は体内で脂質や糖質をエネルギーに変換するのをサポートし、口内炎にも効くとしています。さらにB6は、酵素の働きを助け、アミノ酸の代謝にも関わります。このほかB12は葉酸と共に赤血球をつくる働きをするので、貧血を予防するといったことなどがあります。
このビタミン注射・点滴による効果を長期的に持続させたいという場合は、毎週もしくは隔週に1回の期間で通院されるようにしてください。

副作用について
これまでに重篤な症状が現れたという報告はありません。また配合されているビタミンはいずれも水溶性ビタミンです。したがって、これらを過剰に摂取したとしても体内に蓄積されることはありません。尿として排出されるだけです。ただ注射も点滴も針を刺入していくので、その部位に発赤や腫れ、痛み等が現れることはありますが、多くは数日で治まるようになります。また点滴では速度が早まることで血管痛を訴える方もいますが、その場合は速度を調節いたします。
1回 2,000円(税込)

白玉点滴

美容に注力した点滴になります。同点滴の主成分であるグルタチオンですが、これは3つのアミノ酸(グルタミン酸、システイン、グリシン)が結合したトリペプチドです。施術時間は30分程度です。
グルタチオンは活性酸素を除去するとされる抗酸化作用が働きます。これによってメラニン色素の生成が抑えられるので肌のトーンを明るくする、透明度の高い肌が得られやすいなどの効果が期待できます。頻度としては1~2週間に1回の間隔で通院し、個人差はありますが5~10回程度受けることで効果を実感できるようになるとしています。

副作用について
グルタチオンは体内に存在する成分でもあります。これまでに重い症状がみられたという報告はありません。人によっては、吐き気、頭痛、めまいを訴えることもありますが、可能性としては非常に少ないです。また点滴中に血管の痛みがあれば、速度をゆっくりするなど調節します。このほか、注射針を刺入する部位に発赤・腫れ、痛みが数日程度続くことがあります。
Light
(3A(600mg))
5,500円(税込)
Standard
(6A(1,200mg))
10,500円(税込)
Premium
(9A(1,800mg))
15,000円(税込)
注意事項
昨今の社会情勢の影響により、グルタチオンはメーカーからの供給不足・出荷制限が発生する場合があります。 そのため、タイミングによっては施術をお受けできない場合がありますこと、何卒ご了承ください。