アレルギーを判定する
「ドロップスクリーン」
血液を採取することで、アレルゲンを特定することができるとされる検査機器がドロップスクリーンです。採血に関しては注射器を使用する必要はなく、指先から一滴の血液を採取するだけで十分です。採取時はスタンプ形式(指先に小さい針を刺す程度)となるので、痛みは感じにくいとされています。そのため、小さなお子さまでも対応しやすい検査となっています。検査結果については当日(検査終了後30分程度)には判明します。
なお同検査で判定できるアレルゲンは41項目です。花粉やダニ、ペットの落屑物のほか、食物に関するアレルゲンについても反応します。ちなみに何らかのアレルギー症状が現れていなくても陽性と判定されることもあります。そのようなケースでも医師が必要と判断した場合は治療を受けられるようにしてください。
同検査で判定できる41項目のアレルゲン
- 吸入系・その他(19項目)
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- 【室内塵】
- ヤケヒョウダニ、コナヒョウダニ、ハウスダスト
- 【動物】
- ネコ皮膚、イヌ皮膚
- 【昆虫】
- ゴキブリ、ガ
- 【樹木花粉】
- スギ、ハンノキ、ヒノキ、シラカンバ
- 【イネ科花粉】
- カモガヤ、オオアワガエリ
- 【雑草花粉】
- ブタクサ、ヨモギ
- 【真菌】
- アルテルナリア、アスペルギルス、カンジダ
- 【その他】
- ラテックス
- 食物系(22項目)
※1 特定原材料
※2 特定原材料に準ずるもの -
- 【卵】
- ランパク※1、オボムコイド
- 【牛乳】
- ミルク※1
- 【小麦】
- 小麦※1
- 【豆・殻・種実類】
- ゴマ※2、米、ソバ※1、大豆※2、ピーナッツ※1
- 【野菜・果物】
- トマト、バナナ※2、キウイ※2、リンゴ、モモ※2
- 【魚類】
- マグロ、サケ※2、サバ※2
- 【肉類】
- 牛肉※2、豚肉※2、鶏肉※2
- 【甲殻類】
- エビ※1、カニ※1